2018年2月4日日曜日

【わっぱる便り】越冬中のクマバチ

伐採して活用されていたラクウショウ(落羽松)を切断し、薪割りをしていたところ、中からクマバチがぞろぞろと出てきました。

クマバチさんたちごめんなさい。
この際、クマバチたちの生態について調べてみましょう。
クマバチとかクマンバチと呼ばれていますが、新しい図鑑などでは「キムネクマバチ」とされています。
ずんぐりとした大型のハチで、その容貌から恐ろしいハチと誤解されることの多いハチでもあります。
食べ物は蜜・花粉でスズメバチのように狩りをすることはありません。初夏によく公園や山道でホバリングしていて、近づく虫などに威嚇するような行動をとりますが、あれは威嚇ではなく、オスがクマバチのメスかどうか確認をする行動だそうです。
性格はいたっておとなしく、攻撃性はありません。ただ、メスは毒針を持っていますので、営巣中は素手で掴むことはNGです。ホバリングをするオスは刺すことはありませんので、是非、手で触れてあのモフモフ感を味わってみてください。
オスとメスの見分け方は容易です。顔で見分けられるので、ホバリング中の個体でもみわけられます。
 メスです。横に長く、広い額を持っています。

全体に丸顔で中央部に黄色の三角の部分があります。
                           (スタッフDe)