2017年11月28日火曜日

【わっぱる便り】クリスマスの準備

12月に向けて、館内をクリスマス調に変えていきます。
本日は、クリスマスツリーを飾りました。
飾り付けをしていると、やっぱりウキウキしてきますね。



電飾がたくさんあるので、さらに飾り付けを進めていきます。
(スタッフHu)

2017年11月26日日曜日

【わっぱる便り】SHIMO

秋も深まり、冬が間近に迫っています。
本日のわっぱるの気温は0度。氷点下を記録する日も出てきました。

寒い日の早朝の楽しみは「霜」です。
晴れて風がない日の朝は、空気中の水蒸気が固まって霜が出てきます。

葉っぱや屋根の上につく氷の結晶は綺麗ですよ。 (スタッフHu)






2017年11月21日火曜日

【わっぱる便り】わっぱるの森にべっこう飴?あま~い香りの正体!


キャンプ場をあるいていると、こうばしくて甘い香りが漂ってきます。
べっこう飴を口の中で転がしているときの香りです。

先日わっぱるに来られたお客さんも、「甘い匂いがする」「なんの香りかしら?」と、当たりをきょろきょろ。

この、あま~い香りの正体はこれ。


なんと、落ち葉!
これは、「タカノツメ」という名前の植物です。
鮮やかなレモンイエローに紅葉したのち、葉を落とします。

地面に落ちた葉が、写真の右側のように茶色くなると、あま~い香りを放ちはじめます。葉に含まれる「麦芽糖」を分解したときに生成される、「マルトール」という物質が匂いのもとだそうです。

この香りがするのは、タカノツメだけではありません。
公園や街路樹などに使われているカツラの落ち葉も、同じように甘い香りを漂わせます。

寒くなってきましたが、お外でゆっくりお散歩しながら、晩秋限定の香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

(スタッフPo)

2017年11月14日火曜日

【わっぱる便り】食べられる枝!?おもしろ植物ケンポナシ


わっぱるの駐車場に、おもしろい形の枝が落ちています。



ゴツゴツとした太い枝。ちょっと不格好な印象です。
きれい・・・とはいいがたいですね。


ちょっとだけ、枝を割いてみると、その見かけに似合わず、甘い香り。
これは、ケンポナシという植物です。
時期になると枝がふくらみ、甘くなります。食べられるんですよ。
それにしても、実ではなく、枝が膨らむなんて、変わっていますね。


ちなみに、果物などで「果実」となる場所は、上の図の赤い丸で囲っている部分。
この中に種が入っています。
実が枝の形をしているのではなく、実を支えている枝が膨らんでいるというのがよくわかります。

種はこんな形をしています。くし切り型の、つやのある黒い種。
なかなか可愛らしい見た目です。

さて、この甘い「枝」、動物たちが結構好んで食べます。
テンやタヌキ、サルの糞からケンポナシの種が出てくることもしばしば。
ガブリと甘い枝部分をかじると、先端にくっついている種も一緒に食べられて、動物と一緒に移動できる仕組みです。最終的に糞で落とされ、そこで発芽します。

鳥に運んでもらいたい植物は、基本的に赤い色をしていてよく目立ちます。
地味な色合いの代わりに、あまい香りを放つケンポナシは、哺乳類に依存する植物と考えていいでしょう。



さてさて、ここまで紹介したからには、「食レポ」もしなければ。
枝をぺろりとなめてみると・・・・

しぶい!

やわらかさもなく、おいしくない・・・。
どうやら、時期を逃してしまったようです。(本来しぶみは無いはず)

キャンプ場の実りの秋もそろそろ終わり。
動物たちにとって厳しい冬が近づいてくるのを感じます。

(スタッフPo)



2017年11月12日日曜日

【事業案内】里山のクリスマスパーティ 申込締め切りました

12月に実施する里山のクリスマスパーティのお申込みは、
本日の午後5時で締切らせていただきました。
たくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました。
ご参加は抽選となります。結果は19日までに郵送させていただきます。
今しばらくお待ちください。

【わっぱる便り】とよなか市民環境展に出展しました。


11月10日・11日と、服部西町にある豊島体育館で、豊中市民環境展2017
(主催:NPO法人とよなか市民環境会議アジェンダ21)が開催されました。

わっぱるも出展。わっぱるでみられる生き物の紹介と、クラフトの展示をしました。
以下は展示の様子です。

キャンプ場のどこでどんな生き物がみつかったかを地図にしました。
玄関ホールにも生き物マップが置いてありますので、
わっぱるに来たときには是非散策の参考にしてみてください。

サイエンスキャンプに参加してくれたお友達が撮ってくれた写真をはじめ、
わっぱるにいる生き物の写真をスライドショーで展示。

本物の生き物もつれてきました。
ヤマタカマイマイ。珍しい種類のカタツムリです。

最近はカタツムリそのものを目にする機会が減っているらしく、
興味津々で見にくる子も。

なかには怖がる子もいましたが、結構可愛らしい顔をしているんですよ。

クラフトの展示もしました。(一部ですが・・・!)

わっぱるでは、キャンプ場の整備のために木を伐採しています。
そのときの木を、長い時間をかけて乾燥させて、クラフトにつかっています。
今回は、クラフトの材料になっている木も展示。

いろんな種類の樹皮や断面の色合い光沢を見られるようにしてあります。
じっくり触ってみると、ツヤのある断面やごつごつした皮が、
なんとも味わい深くていい感じ。

環境展には、自然や樹木に興味があって詳しい方が多く来られていたので、
木を触ってくださる方もたくさんいらっしゃいました。
「この見せ方は面白い」
「きれい」
などと、嬉しいお言葉をいただけました。



ご年配の方から「施設、懐かしいなぁ」と言っていただいたり、
家族で来た方から「豊中がこんな施設を持ってたなんて!」と驚いていただいたり。
わっぱるで過ごすだけではなかなか聞くことのできないお言葉をたくさん聞けました。

スタッフにとっても楽しい時間でした。
展示を見に来てくださった方、環境展を運営してくださったスタッフの方、
ありがとうございました。
今後ともわっぱるをよろしくお願い致します。

(スタッフPo)