2017年11月21日火曜日

【わっぱる便り】わっぱるの森にべっこう飴?あま~い香りの正体!


キャンプ場をあるいていると、こうばしくて甘い香りが漂ってきます。
べっこう飴を口の中で転がしているときの香りです。

先日わっぱるに来られたお客さんも、「甘い匂いがする」「なんの香りかしら?」と、当たりをきょろきょろ。

この、あま~い香りの正体はこれ。


なんと、落ち葉!
これは、「タカノツメ」という名前の植物です。
鮮やかなレモンイエローに紅葉したのち、葉を落とします。

地面に落ちた葉が、写真の右側のように茶色くなると、あま~い香りを放ちはじめます。葉に含まれる「麦芽糖」を分解したときに生成される、「マルトール」という物質が匂いのもとだそうです。

この香りがするのは、タカノツメだけではありません。
公園や街路樹などに使われているカツラの落ち葉も、同じように甘い香りを漂わせます。

寒くなってきましたが、お外でゆっくりお散歩しながら、晩秋限定の香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

(スタッフPo)