2020年11月28日土曜日

【事業報告】指導者研修会を実施しました。

共育座REDSTONEの山口将司さんを講師にお迎えして、子どもたちと活動している指導者さん向けの研修会を実施しました。テーマは、「『関わる』からみえてくるもの~ほんものとの出会い」でした。これまでに、平日夜の室内講座を2回「自分をみる」「人をみる」の小テーマで実施して、今日はわっぱるで「自然をみる」を意識しながら活動しました。

午前中は五感と呼吸を大切にしながら、自分の身体と心を森に合わせていきます。午後からは、落ち葉や折れた枝など自然素材を森からもらってきて、参加者各々の火を作っていきました。マッチで生まれた火を少しずつ大きくして、最後に灰になるまで燃やし尽くす様をそれぞれが見守りました。その時間を通じて、どんなことを感じたか、全員でシェアしました。

子どもたちと過ごすとき、ついつい時間や段取りや成果物に気がいきがちですが、ほんとうに大切にしたいことは、子ども1人1人が「今ここ」で、どんな風に感じたかであったり、自分の「感じ」を大切にしたりしてもらうことで、同じように周りの人の「感じ」も大切にできるようになる、というようなことなのではないでしょうか。そういった感覚を身体と心で感じることができた森の1日でした。